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漫画オタクの辛口感想ブログ

漫画オタクが色々な辛口感想を書いていく自己満足ブログです。

極黒のブリュンヒルデ17巻と18巻を読み終えて&作者ツイートについて考える

極黒のブリュンヒルデ

極黒のブリュンヒルデ17巻と18巻を読み終わって、思ったことをただ一言で表せば「心の底から失望してる」としか言いようがない。
正直単行本では結末も大きく変わって連載版はifストーリーになるんじゃないかと推測してた。

でも全然違った。
細かい修正点は沢山あるけど大まかなストーリーは掲載版通りで最終回の感想で指摘した問題点が全然改善されていない。
商品として成立されていないまま終わってしまった。
という訳で単行本発売からちょっと経ってしまったけれど今回も酷評注意

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伏線

単行本でも結花のイヴ設定がなくなっていたりと単行本お約束の伏線消しはあったけれど、単行本で何よりも期待していた伏線と謎回収には至らなかった。
よって伏線が全然回収されてない。

エルフェンリートのように佳奈姉が生存していたり生きていた祭になるかもと思ってたけどそうはならなかった。
だから佳奈の進路は未定のまま。


それらがあまりにも不満だったためツイッターで作者に直接質問した。


これらのツイートによると岡本先生は自分の口から回収されなかった伏線を説明する気は一切ないようだ。
「作者が作品の内容を作品の中以外で説明することはみっともないこと」だと思うのなら作中だけで説明する義務があったはず。
個人的には「作者が作品の内容を作品の中以外で説明すること」よりも伏線を回収しないことの方がプロ漫画家として余程みっともない
もう謎は永遠に明らかにされないだろう…。



他にもこんなツイートもしている。
この「入れたかったけど入らなかった話とかはひとつもない」からして作者は最初から伏線を回収する気が無かったのが分かる。
…打ち切りならば伏線を回収出来ないのも実力不足そのものだけど仕方が無いと思っていた。
でも最初からタリスマンなどの伏線を回収をする気がなかったということに、このツイート内容に心から失望した。



フリスト

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フリストが国会議事堂の前で暴れるシーンも全カット。


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その影響で腐卵を思わせるシーンも勿論カット。



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そしてフリストが残虐性に目覚めるまでの過程が変更されている。
掲載版では人殺しを強要される可哀想な境遇とは言え、いきなり人殺しに豹変した印象だった。
こう言っちゃ悪いけど、あの程度の強要であんな風に残虐人殺しに洗脳させられてしてしまうなんてメンタルが弱いとしか言いようがないと思っていたからこれはマシになったと言えるかもしれない。

けれどこの国会議事堂前で暴れるシーンをカットするのならフリストは残虐性に目覚めない心優しい少女のままロキに食べられた方が悲劇性が際立って盛り上がったと思う。

フリストの登場する回はいつも面白かったからフリストの最期は残念。



絵柄変更について

岡本先生のツイッターにて話から突然の絵柄変更について説明された。



「こういう絵柄が良いだろう」と思っていきなり絵柄を変えちゃう漫画家はそこそこいるけど岡本先生もこのパターンだったか。
かわいい女の子を描こう、という努力は漫画家として立派だけれどいきなり絵柄を変更するのは漫画の完成度という意味ではプロ意識に欠ける。
どうせ絵柄を変更するなら次回作から変えていれば全然違和感が湧かなかったのに。



ラストシーン

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ドラシルの方の寧子が消えたことが公式で確定。
私自身としては滅多に笑わないけど自己犠牲精神の塊で他人を助けるために命がけで行動し、誰かを見下すようなことを決してしない心優しい少女であるドラシルの方の寧子が今でも凄く好きだ。

一方、魔法の力は自分の力で手に入れた物では無いにも関わらず初菜と佳奈を三流魔法使いと見下し力に溺れていたクロネコ。
三流魔法使いと見下す前にお前自体が三流ヒロインじゃないか。
最後にこんなヒロイン交代が起こって気持ちが着いていけなかった。
最初からクロネコの存在自体がいらなかった。



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そして極黒のブリュンヒルデラストの見開き2ページ。

左の岩影にアフロ追加。
これは奈波の能力的には説明出来ないことではない。
けれどなんでアフロ?
奈波も美少女設定で自分の見た目や性格を卑屈に思っているようなキャラクターじゃなかったのに、なんでわざわざエッダでも姿を変えるんだろう?

大体エッダにいたのならば小野寺や村上ですら全く知らない宇宙人の記憶を見ているはずでどうしてそれを村上に伝えなかったの?という疑問点が生まれる。


そして左下の影。
これは髪の長さ的に小鳥の可能性が高そうだがなんで小鳥?
小鳥に操憶及び操網の魔法が発芽すれば可能なんだろうが作中ではそのシーンは全く無かった。



何のために読んできたんだろう

良太の家に現れたマキナは幻覚落ちでした~とか単行本で読んでも激しくガッカリした。
掲載版でガッカリしたとこは単行本で読んでもガッカリするものだと再認識。


私は岡本先生を傷つけるかも…と思って酷評した最終回の感想記事をツイッターで本人に送るようなことはしなかった。
それには単行本ではこんな酷い結末にはならないだろうって高を括っていたのもある。

でもこんな風になってしまうぐらいなら本人にURLを送れば少しでも満足出来る結末になったんじゃないかと妄想して後悔している。

掲載版が酷くても単行本でちゃんとした作品に出来ればチャラしようとしていたのに本当に酷い。
伏線も回収されず無理のある展開ばかり続き失望の連続で。
一体なんのために読んで応援してきたんだろう…。

大好きな、本当に大好きな極黒のブリュンヒルデがこんなに納得のいかない最終回を迎えてしまったことに深い悲しみを覚える。

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